<第33話> クズの食事
■ 2023年12月17日 の記録
私は昔から
食べる姿を人に見られるのが恥ずかしい。
常に誰が見ているわけではないのだが
そのせいで、一人で外食ができない時期が
かなり長かった。
いつもいつも
自分の食べ方が汚くて
周囲に笑われているんじゃないかと
心のどこかで思っていたのか。
同僚との昼食も
取引先との会食も
どんなに腹が減っていても
ガツガツしないよう細心の注意を払ってきた。
食べ方が上品な人(気を遣っている人)は
行動や言動や仕事も上品・丁寧なような気がする。
沈黙の食事は空気を重たくする。
先に食事を終えて待っている様は
まるで「早く食べてよ」って言っているかのよう。
相手もこちらの早いペースに合わせ
それこそ食事が苦痛になってしまう。
スマホは置き
事前に話題を少し用意しておき
適度な会話・質問を交える
口に運ぶ量とスピードいつもの半分にするだけで
確実に相手より遅いペースになる
相手が食事を終えそうなのを見計らって
ちょっとだけダッシュする
いつの間にかそんな習慣が身についた
(応援ありがとうございます)
何が言いたいのかというと
アイツの食べ方が
飢えた豚そのものだったから。
幼いころ近所に豚舎があったから
その姿はよ~~~く知っている。
脇目も振らず一心不乱に食うことに集中した
50過ぎの豚寄りニートのおっさんほど
見苦しいものはない。
しかも・・・フゴフゴ言ってるよ・・
ホントにさ
どっかいいところは無いのか コイツ・・
思わず
私「おい、もう少しゆっくり食べなよ」
食事をジャマされた豚は
浩太「フゴ・・・ブヒブヒ」
と
少しだけペースダウンした。
(すみません、ブヒブヒは盛りました)
食事に対する姿勢って
やっぱり大切
ということを知る機会があったことを
幸運に思うべきかもしれない。
まぁいい豚よ
今のうちに食っておけ
これから始まるのは
お待ちかねの
「せっかんたいむ」だ。
(クズへの貸付金合計:280,000円)
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