結局
働く気のない子の面倒を
毎日きちんとみてあげる親。
子の「働くから」という言葉に
毎度も騙されている脳内お花畑なのか
子が「うごいていれば」それでいいのか
ただ
ズルズルと歳を重ねていく。
皮肉にも
母の借りているアパートと
クズがゴミ屋敷にしたアパートは
同じ不動産管理会社なのだ。
この先待っていることは
容易に想像できるだろう。
母にメールした
--
今アイツを自立させておかなければ
いつかアイツがひとりになったとき
不動産管理会社のブラックリストに
載っているであろうアイツは
住む場所を失うことになる。
収入の無い者に
まして、ゴミ屋敷にして家賃滞納して
多くの人に多大な迷惑をかけ
最後まで自分で責任をとれなかった者に
情けはかけてくれないだろうよ。
アイツはオレにさんざん嘘をつき
謝罪もしてこなかった。
そんなヤツをいつまで信じるの?
今やることは
アイツに飯を出すことじゃないだろう?
ただ、信じて待つことじゃないだろう?
--
返信はなかった。
意地になっているんだろうな。
「自分の息子はそんな人間じゃありません!」
いえいえ
そんな〝有機物〟です。
いずれその家もまた
ゴミ屋敷になりますよ。
私は
母がこの先泣かないようにするために
先に動いてきたつもりだが
母は「今のまま」を強く望んでいるのだ。
いつか自分(母)が動けなくなったとき
母は「それでも〇〇(私)が助けてくれる」
と思っているのかもしれない。
ふっ・・
ないですね
それは〝妄想〟です。
もうすでに、二人には
「私はアイツを助けない。二度と」
って宣言してますので
本当に
まさかこんなことになろうとは。
(新情報が入り次第更新します)
- <第42話>
きざし - <シン・クズ就職編> おわり